玉露　「天童」

「天童」は建仁寺茶碑建立記念として発売した玉露です。
日本に茶種を持ち帰られた榮西禅師は、中国の天童山で修業をされたと伝えられています。
天童は上質な茶葉を厳選して使用しておりますので、香りや甘み、コクはひときわ。
本格的な玉露の風味をお楽しみいただけます。

お値段の高い茶葉は少しずつ使いたくなりますが、少ない茶葉では玉露本来の風味が出てまいりませんので、
8gを目安にじっくりと淹れていただくことをおすすめします。

玉露とは

玉露はとろりとした甘みと、口の中に広がるうまみが大きな特徴です。
栽培方法が煎茶と異なり、収穫のおよそ20日程前から覆いを被せて
日光が当たらないようにして育てていきます。
日光を遮断して育てることにより渋み成分である「カテキン」の増加が抑えられ、うまみ成分である「テアニン」の割合が多くなっていきます。
このような栽培をする茶園を「覆下園」といい、覆下園で育てられた茶葉は濃い緑色になり 覆い香という独特の香りを発します。

玉露の甘みやうまみを引き出すには、お茶の淹れ方がとても大切です。
低温(50℃～60℃)でじっくりと丁寧に淹れていただくことで本来の味をお楽しみいただけます。
高温で淹れてしまいますと、甘みではなく渋みがでてしまいますのでお気をつけください。
大切な方への贈り物や、ちょっと贅沢な時間を過ごしたいという方におすすめです。